全国書店新聞
             

平成25年4月15日号

軽減税率署名運動に協力を

日書連は、消費税増税の際に出版物への軽減税率適用を求める「50万人署名」運動を展開しています。4月初旬に各書店に直送した署名用紙で、運動へのご協力をお願いします。署名は日書連事務局まで、同封の返信用封筒にてご送付ください(切手貼付不要)。第1次締切は5月末日必着です。

消費税署名運動に全力/絵本読み聞かせ委託事業に応募/大阪組合

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は3月9日に組合会議室で定例理事会を開催した。各委員会の主な審議事項は以下の通り。
〔庶務報告〕
第31回総代会は5月17日午後2時からウェスティンホテル大阪で開催する。議案書作成のため各委員長に事業報告・計画の原稿提出を依頼、また支部総会開催報告書の提出を依頼した。
〔総務・財務、定款・規約、STH、再販・公取協〕
日書連は、出版物への軽減税率適用を求める署名運動に取り組むことを決定。大阪組合でも署名運動を実施することを全員一致で可決した。
〔読書推進〕
第9回「本の帯創作コンクール」協賛出版社は、あすなろ書房、金の星社、くもん出版、小学館、新日本出版社、鈴木出版、汐文社、徳間書店、BL出版、ほるぷ出版の10社が決定したと報告があった。
〔事業増売〕
ミシマ社『飲み食い世界一の大阪』(江弘毅著)の増売企画を説明した。
〔雑誌発売日〕
豊中市庄内東町で2月4日発売の「週刊少年ジャンプ」を2日夕方に発売した事例を集英社に申告した。
〔出版販売倫理〕
青少年育成大阪府民会議の推進する『こども110番』運動に協力するため、ステッカー2種(大阪府政策企画部青少年・地域安全室製作)を4月初旬に組合書店へ送付するので活用してほしいと呼びかけた。
東淀川区が募集する絵本読み聞かせ事業の委託事業者に、出版文化産業振興財団(JPIC)の協力のもと、大阪組合が応募したことを報告した。
(金田喜徳郎事務局長)

児童書フェアの充実図る/来場者7万5千人を見込む/第20回東京国際ブックフェア

第20回東京国際ブックフェア(TIBF2013)、第17回国際電子出版EXPO(eBooks2013)の出展社説明会が4月5日、東京・港区の第一ホテル東京で開かれた。今年のTIBFは7月3日(水)~6日(土)の4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催。読書推進・読者謝恩の取組みとして児童書フェアの充実が図られ、会期中に7万5千人の来場者を見込んでいる。
今年は、eBooks2013を7月3日~5日に開催。また、第2回クリエイターEXPO東京、第1回プロダクションEXPO東京、第1回コンテンツ制作・配信ソリューション展、第3回ライセンシングジャパンが7月3日~5日に同時開催される。時間はいずれも午前10時~午後6時。
主催は東京国際ブックフェア実行委員会とリードエグジビションジャパン。同実行委員会は日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版取次協会、日本書店商業組合連合会、出版文化国際交流会、読書推進運動協議会、日本洋書協会で構成。1360社が出展し、7万5千人の来場を見込む。
説明会で、同実行委員会の相賀昌宏委員長(書協理事長、小学館社長)は「今回はもう一度読書推進・読者謝恩を徹底し、特に児童書フェアに力を入れていく。書協から補助金を出してより多くの出版社が参加できるようにした」と述べた。続いてリードエグジビションジャパンの石積忠夫社長がTIBF2013の概要を説明。「過去最多の1360社が出展する。特に児童書、人文書の出展が増加するほか、クリエイターEXPO東京の出展も大幅に増える。商談を望む来場者が毎年増加しており、これまで以上に積極的に出展して成果を上げるようにしていただきたい」と語った。
会期中イベントとして、3日に開会式と、角川グループホールディングスの角川歴彦取締役会長による基調講演「出版業界のトランスフォーメーション~Changing Times&#44